シャネル ルブラン セラム を元美容部員の視点でちょっと掘り下げてみる【ファンの方は閲覧注意】

シャネル
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みんな大好きシャネルの美白が気になったので少し掘り下げてみます。

読むのだるい人はこちらも見てみてください。

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シャネル ルブランシリーズ

言わずと知れたシャネル様の美白ラインです。

スキンケアとファンデの用意がありますね。多分化粧水だけ使うという事は少ないシリーズなので、美容液について掘ってみます。

ヘルシー ロージー グロウ。

それは、ル ブラン が叶えるすこやかに輝きつづける肌。新製品 ル ブラン セラム HLCSは、10年を超えて愛されるシャネル独自の美白*1有効成分TXC*2を核とする3つの有効成分*3とガーデニア フルーツ エキス*4を採用。パワフルな美白効果を発揮し、なめらかで均一なトーンの肌に整えます。かつてないほど、完成度が高まる肌に。

ホームページより

ホームページを見てビックリですが、特に説明無いですね。

何がなんの効果があるかはパッとみ分かりません。あまり売る気はないのかな?とか思いますが、そこは天下のシャネル様なのでそれが戦略なのでしょう。

ルブラン セラム HLCS

薬用美白美容液

<医薬部外品>

定価18,150円(税込み)

内容量:30ml

商品説明

ヘルシー ロージー グロウが輝きつづける肌へ。
薬用美白*1美容液 ル ブラン セラム HLCSは、肌が本来持つ美しさに働きかけ、血色感あふれるすこやかな輝きをもたらします。
シャネル独自の美白有効成分TXC*2 を核とする3つの有効成分の組み合わせ*3とガーデニア フルーツ エキス*4が配合された新しい処方。肌にパワフルな美白効果を発揮し、なめらかで均一なトーンに整えます。
肌にうるおう透明感をもたらす、フレッシュでみずみずしいテクスチャー。

*1 メラニンの生成を抑え、シミ、ソバカスを防ぐ
*2 トラネキサム酸セチル塩酸塩
*3 トラネキサム酸セチル塩酸塩、アラントイン、酢酸トコフェロール
*4 クチナシエキス(保湿成分)

とのことです。

美容液なのでテクスチャーはさらっとしてますね。


☆肌が本来持つ美しさに働きかけ

⇒肌本来という事はホメオスタシスを整えるという事でしょうか?それともターンオーバーを整えるのかもしれません。本来持っている物らしいです。


☆血色感あふれるすこやかな輝き

⇒これは保湿することで透明感がでる=血色がよいという事かと。特に血行を良くする成分にビタミンEがありますが、それは配合しているようですね。


☆パワフルな美白効果を発揮し、滑らかで均一なトーンに整える

これが肝なんでしょうね。美白と保湿成分を足し算して『新成分』ってやるのが美容業界です。


美容成分

トラネキサム酸セチル塩酸塩

これはお薬でもよく出てくる炎症を抑えるお薬の美容成分版です。シミを発生させるメカニズムに着目した美白成分で、資生堂が15年くらい前に出した成分です。

名称は変えてますが、成分としての効果の訴求は同じで、これが入っているからシミがこれ以上増えないようにしてくれるという成分になります。


アラトイン

これは傷の回復を何とかするので、肌の生まれ変わりを整えてくれそうですね。

多分トラネキサム酸でメラニンの発生を阻害して、肌の代謝をよくしてメラニンを含む細胞をさっさと外に出してしまおうという事かと。

ビタミンEとかと同じような効果が期待できそうです。


酢酸トコフェロール

これは抗酸化であるある成分です。酸化を防ぐことでフリーラジカルの発生阻害して~のやつを期待してそうです。あくまでシミを抑える事に視点を置いていそうです。工
ちなみにこれは人工ビタミンEなのでエイジング効果も期待ができません。一応エイジング用か知りませんが天然ビタミンEは本製品には入ってます。


クチナシエキス

ここにきてまさかのクチナシエキス!シャネルにかかるとガーデニアフルーツエキスという名前に早変わりです。よく食品の裏に 着色料(クチナシ) ←あのクチナシです。漢方にも使われているので、もちろん美容成分としてもOKな優れたヤツです。保湿成分としての効果とシワにも効くはずです。


その他に気になるところ

甘草フラボノイド

目立たずに書かれていますが、これも美白の成分として言っておこうかなと。シミの色素を作る酵素の活性を阻害します。つまりメラニンが黒くなろうとしているのを止めてくれるので、無色のメラニンが生まれてくれるわけです。

ただし成分表の末尾に乗ってますので、ほんの気持ちくらいです。きっと


買いか?


それぞれの主要成分が効くところが上の感じです。

クチナシは表皮の保湿

アラトインはメラニンを含む細胞の排出

酢酸トコフェロールは酸化防止

トラネキサム酸はメラニンの生成阻害

って感じです。

最近の美白美容液としては物足りない内容です。

18150円と決して安くない価格設定ですが、他社の1万円の美白美容液と同じくらいなので、残り8000円はシャネル料という事です。

そこをどう見るかですが、美容ってあるところでは自己満足の世界や、ブランドのファンというのもありますので、どこに価値を感じるかによりますよね。

ただ美白!という事においては日本国内の美白化粧水レベルと言えます。

私だったら買いません。ブランドパワーを借りてプレゼントはするかも

良かったら動画も出してみたので見てみてください。


以上です。


ビブダン研究所的 【オススメ美白美容液】
シミ・色むら・肝斑をとにかく何とかしたい方
最後まで見ていただきありがとうございます。 今まで色んな美白製品をみてきましたが、どれも資生堂の後追いで常に先端を行っているのはHAKUという製品です。他にも資生堂から販売されている美白は沢山ありますが、コストパフォーマンスでHAKUを超える物はありません。 現在のHAKUは肌の表面だけでなく「毛細血管」から出るシミの信号も抑えるまでになってます。 他のメーカーは美白製品はチロシナーゼの活性阻害という「予防」レベルで高額な製品を発売してます。 早く・確実に・安全に美白をしたい方はぜひHAKUをためしてみてください。 サイズは様々ありますが45gだと約2か月使えます。 あとは肌を守るケア 同じく資生堂のアネッサのデイセラムから「太陽光をスキンケア」に変える日焼け止めが発売されました。今まではただ防ぐだけでしたが、光そのものを味方にする優れものです。 このアネッサの日焼け止めを使うと肌のヒアルロン酸やコラーゲンも産生していることが確認されたそうです。 この「太陽光をスキンケア」に変える効果はデイセラムだけの処方になります。他の日焼け止めには入ってませんのでご注意ください。
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