どうもです。
ベネフィークの基礎スキンケアリニューアルに伴い、色々変わった部分もあるなぁと思いつつ変わらない部分もある内容で、前回まとめたのがあるので見てもらいたい。
ってことでこちらのシリーズは2つのラインに分けて発売されました。
改めて発売背景ですすが
ベネフィークが行った調査によると、肌に影響すると思う心身の状態の上位として、「睡眠の質が悪い」、「ストレス」、「女性ホルモンバランス」、「自律神経の乱れ」などがあげられました。これらの悩みに対する対処法として、「ゆっくりお風呂に入る」、「たっぷり睡眠をとる」、「サプリやドリンクの摂取」を実践している方が多い一方、心身からくる肌悩みはスキンケアで対応できると思っていないことが分かりました。このような背景の中、ベネフィークは心身をケアしたいニーズや肌・からだ・心の事実に着目しています。
ベネフィークの新しい化粧水・乳液は、肌のベースを整え、心地よく気持ちも高めます。また、保湿とエイジングケアのスキンケアの2大ニーズをとらえて、「キメ美肌」、「ハリ美肌」に導く2ラインの化粧水・乳液を発売します。
です。
前回はキメ美肌ラインを掘ってみたので、今回はハリ美肌ラインの方を掘ってみたいと思います。
ベネフィーク
ローションEX&エマルジョンEX
ちょっと曲者な予感です。
ベネフィーク ローションEX&エマルジョンEXって
見た目の違いはEXがついたのと、キメ美肌ラインより容器の色が濃いです。
ベネフィーク ローションEXⅠ・Ⅱ・Ⅲ
200ml 7150円
レフィル180ml 6050円
2024年6月21日
ハートのハリが弾む満面のハリ美肌に導くエイジングケア化粧水
濃密なうるおいをすみずみまで届け、密なハリを。ふっくらするほどのうるおいが、弾むようなハリとすっきり感を肌へ。
大地の美容成分(ナツメエキス・ケイヒエキス・オタネニンジンエキス・グリセリン:保湿)
大地の香気成分(オレンジエレメント<天然精油>)
ゲンノショウコエキス・グリセリン:保湿
マンゴスチン樹皮エキス・グリセリン:保湿
ウコンエキス・グリセリン:保湿
キシリトール:整肌保湿
ハートのハリ???
こういう事みたいです♨
なにをどういう理屈でこういうハートのハリを目指しているのか分かりませんが、ハートで囲った部分は様々な悩みが出やすいですよね。乾燥、くすみ、シワ、シミ、毛穴、たるみ等々上げたらキリがない位。ただこちらのスキンケアは恐らくエイジングよりなので、それに伴ってハリ美肌ってのコンセプトにしているんでしょうね。
そして使用感触は3タイプでキメ美肌ラインとおなじです。
前回言い忘れてましたが、Ⅰのサッパリタイプにはメントールが入っているので、サッパリというかスッキリ?と言ってもいいかもですね。
次は乳液
ベネフィーク エマルジョンEXⅠ・Ⅱ・Ⅲ
150ml 8250円
レフィル130ml 6710円
2024年6月21日
ハートのハリが弾む満面のハリ美肌に導くエイジングケア乳液
濃密なうるおいをすみずみまで届け、密なハリを。ふっくらするほどのうるおいが、弾むようなハリとすっきり感を肌へ。
大地の美容成分(ナツメエキス・ケイヒエキス・オタネニンジンエキス・グリセリン:保湿)
大地の香気成分(オレンジエレメント<天然精油>)
ゲンノショウコエキス・グリセリン:保湿
マンゴスチン樹皮エキス・グリセリン:保湿
ウコンエキス・グリセリン:保湿
キシリトール:整肌保湿
そして使用感所は3タイプ
エイジングケアだからと言って「コク」を求められるスキンケアが多いですよね。でも中には油顔さんもいると思いますので、そんな人でも心地よく使えそうですね。
どんなスキンケアか?
具体的にこうしてくれるっていう文言がホームページをみても特に見つからないので、ビブダン研究所的に見てみます。
美容成分 | 多分こんな効果 |
タイソウエキス※大地の美容成分 | 神経細胞の活性化抑制 |
ケイ皮エキス※大地の美容成分 | 毛細血管の抗老化、抗酸化効果 |
ニンジンエキス※大地の美容成分 | 血管内皮細胞形成促進・Tie2、リンパ管構造安定活性 ※高麗人参 オキシトシン産生 |
ゲンノショウコエキス※共通 | 血管ムラ改善※毛細血管正常化 |
マンゴスチン樹皮エキス | 吊り型コラーゲン分解抑制 |
ウコンエキス | リンパ管安定 |
美容部員的に話す内容の範囲ですが、皮膚は上から角層・表皮・基底膜・真皮・皮下組織って分けてお話しします。保湿ケアはだいたい角層・表皮・基底膜までがお約束で、エイジングケアはそれにプラスして真皮や皮下組織に美容成分が及んでいきます。
そういった視点で言うと・・・・吊り型コラーゲンという基底膜と真皮を繋ぐ部分の強化が大きいのかなと。
加齢とともになんでもかんでも衰えていきますが、そこの部分のケアをしていくと
基底膜が整う
↓
表皮幹細胞が活発になる
↓
ヒアルロン酸が産生されやすくなる
って事で、基底膜が整う事でもちろんハリにもつながりますが、肌が奥の方から潤う環境にしていってくれます。保湿成分をぶっこんで、瞬間最大風速的に保湿するのではなく、そういう肌にしていこうよって事です。
リンパ管に関しては、年齢とともにリンパの流れが滞り女性ホルモンの変化も相まってしわ、たるみにつながるそうです。それを改善してくれます。でも症状としては更年期とからしいですね。
その他にはこんな成分が入ってます。
その他 | 多分こんな効果 |
キシリット | 細胞間脂質形成促進 |
エリスリトール | CE成熟促進 |
イノシット | 真皮幹細胞成長促進(真皮幹細胞アプローチ)/皮脂バランス正常化 |
セイヨウサンザシエキス | 血中Hb飽和度上昇(透明感アップ) |
サクラ葉抽出液 | 抗アレルギー、抗酸化※抗ヒスタミン |
クロレラエキス | シワ血管抑制(エラスチン分解抑制) |
角層の状態を良くするのはモチロンですが、やはりエイジングケアだけあってエラスチンの分解抑制効果があり、こちらは紫外線を浴び続けると太い血管が形成され、そこからエラスチンを分解する因子が作られると。そんで深~~~~いシワになります。そいつを改善してくれますが、もちろんくすみ関係もお手入れしてくれますので、加齢肌にはいいかもですね。
ツッコミどころ
こいつらは機能を分けた双子として発売されましたが、掘ってみると・・・ん??ってのがあるのでちょいと見てみます。
ローション | ローションEX | 差額 |
4950円 | 6050円 | 1100円 |
エマルジョン | エマルジョンEX | |
7150円 | 8250円 | 1100円 |
とりあえずね。差額は1100円です。単位が4000と6000なので2000円近く差がありそうで無いんですね。なので、キメ保湿とエイジングケアに分けるほど大きな価格差ってのは無いと思います。ベネフィーク リュクスっていう本格メソッド付きエイジングケアがあるのですが
今回のEXはこいつほどゴリゴリの真皮ケアをしていく類のスキンケアではない。そしてキメ保湿ケアとの差別化があいまいな気もしなくもない。とりあえず美容絵成分だけ比較するとこんな感じ。
やっぱそうですよね~。掘ってて薄っすら思いました。
大差なくね?
でも違うっちゃ違うんですよ。
キメ保湿ラインは肌荒れなどの抗炎症・抗酸化に特化してます。
ハリ保湿ラインは基底膜とヒアルロン酸産生に特化してます。
違うっちゃ違うんですね。
でも分ける必要あるのかなぁ・・・今回はEXだからEXにしかできない事があるのでいいですけどね。
買いか?
テクスチャーはさすがのベネフィーク。2番のしっとりを試しましたが40代の私だとホントにピタっと吸い付くような保湿感がクセになります。オレンジエレメント配合によるリラックス効果もきっとありそうないい香り。なんの香かは分かりませんが
やるならもうちょっと「差」を付けてほしい
大差ないと言っちゃいましたが「差」はあるんですよ。キメ保湿とハリ保湿で。ただしそれってエンドユーザーに分かりにくいですよね。もっとトラネキサム酸だけでなくビタミンE誘導体をいれるとか。もっと真皮のケアを充実さえるとか。あると思います。それと資生堂内で使いまわされた成分を再度採用している感じにもお見受けします。決して「最新」ではなく「基本」に立ち返った結果かもしれませんが、もうちょい「差」を感じさせてほしかったなぁと思います。
具体的な効果を言わせていただくと
・立毛筋のケア
・脂肪細胞収縮
・真皮空洞化抑制
・抗糖化
などなどあるとイイかなと。エリクシールやデパコスSHISEIDOですら入っている効果がぶっちゃけ今回リニューアルのベネフィークには入っていないので・・・・・目的に対して効果が寂しい印象。
現行品のクリアシリーズから分かれてキメ保湿とハリ保湿に分かれましたが、クリアシリーズとの比較の結果によっては
実質値上げに相当する可能性もあるかもしれません。
以上です。
最後に意地悪でこいつを載せておきます。
サッパリタイプの「Ⅰ」のキメ保湿とハリ保湿の比較です。
他のタイプはまだ差はありますね。
では