どうもこんにちわバルサンです。
紫外線がきつくなると紫外線カットを付けたかどうか、家の鍵をかけたかレベルの心配をします。
女子の場合はファンデでわかりますよね。男子は鍵をかけたかレベルの話に話になります。
そこで少し前にアネッサのデイセラムというのを取り上げたのですが
実はデパコスの「サンケア」シリーズからも同じく「紫外線をスキンケア」に変える成分配合の日焼け止めが5月1日に発売されました。
最初に言っておくと、私はアネッサ使ってますがアリィ派です。感じ方は人それぞれ理論はおいておいて、アネッサって落ちるんです。あと使用感もお世辞にもいいとは言えません。比べればわかりますが、アリィは被膜感がなくジェルタイプにいたってはホントにジェルです。
そんで資生堂のサンケアってのはアネッサの被膜感を無くしたような使用感なので、資生堂なら間違いなく使用感だけ見ればサンケアの方がいいです。
クリームタイプは使えったモノでは無かったですが・・・・まるまる残ってて車に放置してます。
そんなアネッサ デイセラムとサンケア アーバン トリプル ビューティ サンケア エマルジョンはどんな違いがあるのか調べてみました。
基本的違い
アネッサ | サンケア | |
取り扱い店 | どこでも | デパートとか |
値段 | 3850円 | 5280円 |
量 | 30ml | 30ml |
紫外線カット | SPF50+ ・ PA++++ | SPF50+ ・ PA++++ |
用途 | 日焼け止め・化粧下地 | 日焼け止め・化粧下地(おまけ) |
対象 | 顔・デコルテ用 | 顔・体用 |
特記事項 | 新技術対応 | 新技術対応 |
値段は1000円以上違いますね。
あと資生堂の紫外線カットは50mlが多いですが、いずれも30mlと少な目・・・・アネッサのように顔用ならまだしもサンケアを体にも使ったらすぐ無くなりますね。
買う場合もアネッサはどこにでもあります。けどサンケアは専門店(銀座)かデパートしか買えません。ネットでも買えますけどね。
当然ですがサンケアの方が高級になります。
成分的違い
あまり小難しい内容は置いておいて軽く見てください。
<ブランド> | <ブランド> |
アネッサ | SHISEIDO サンケア |
<全成分> | <全成分> |
ジメチコン | トリシロキサン |
水 | 酸化亜鉛 |
酸化亜鉛 | セバシン酸ジイソプロピル |
メトキシケイヒ酸エチルヘキシル | 水 |
エタノール | シリカ |
セバシン酸ジイソプロピル | オクトクリレン |
カプリリルメチコン | エタノール |
BG | 安息香酸アルキル(C12-15) |
オクトクリレン | ポリシリコーン-15 |
酸化チタン | ジメチコン |
シリカ | グリセリン |
グリセリン | コハク酸ジエチルヘキシル |
トリフルオロアルキルジメチルトリメチルシロキシケイ酸 | PEG/PPG-14/7ジメチルエーテル |
ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル | ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル |
PEG-9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン | ジピバリン酸PPG-3 |
パルミチン酸デキストリン | 酸化チタン |
トレハロース | PEG-9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン |
イソドデカン | パルミチン酸デキストリン |
セスキイソステアリン酸ソルビタン | トレハロース |
PEG/PPG-14/7ジメチルエーテル | ビスブチルジメチコンポリグリセリル-3 |
マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル | エチルヘキサン酸セチル |
ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン | トリ酢酸テトラステアリン酸スクロース |
PEG/PPG-17/4ジメチルエーテル | ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン |
ポリアクリル酸Na | テトラヘキシルデカン酸アスコルビル |
グリチルリチン酸2K | グリチルリチン酸2K |
チャエキス | チオタウリン |
トルメンチラ根エキス | オウゴン根エキス |
プランクトンエキス | シャクヤク根エキス |
アセチルヒアルロン酸Na | ヒアルロン酸Na |
イザヨイバラエキス | ワレモコウエキス |
スピルリナプラテンシスエキス | チャ葉エキス |
水溶性コラーゲン | オノニスエキス |
PPG-17 | ウコン根茎エキス |
トリイソステアリン | シソ葉エキス |
ジステアルジモニウムヘクトライト | スピルリナプラテンシスエキス |
PEG-10ジメチコン | PEG-10ジメチコン |
イソステアリン酸 | トリエトキシカプリリルシラン |
水酸化Al | エチルヘキシルトリアゾン |
ステアリン酸 | BG |
トリエトキシカプリリルシラン | ジステアルジモニウムヘクトライト |
EDTA-3Na | 水酸化Al |
BHT | ステアリン酸 |
トコフェロール | EDTA-3Na |
ピロ亜硫酸Na | トコフェロール |
タルク | BHT |
クエン酸Na | ピロ亜硫酸Na |
クエン酸 | メントキシプロパンジオール |
トリエトキシシリルエチルポリジメチルシロキシエチルジメチコン | フトモモ葉エキス |
ハイドロゲンジメチコン | クエン酸Na |
フェノキシエタノール | 安息香酸 |
香料 | 香料 |
マイカ | 合成金雲母 |
酸化鉄 | 硫酸Ba |
合成金雲母 |
成分はだいたい50個くらいはいってますが
共通する成分はなんと半分
一つでもい違う成分があれば別物ですが、全成分の上から10個くらいまでに結構かぶっている成分があるのでほとんど変わらないとも言えます。
実際2層式とか乳液タイプとか似ている所は多いです。
形態が似ているから処方も似通うにしても・・・・・まぁここまでにしておきます。
結局なにか差があるんでしょうしね!
決定的な差
この手の取扱店が違って価格も微妙に違う製品て必ず質問される事があるんですよね。
「これとこれって何が違うんですか?」
当然ですよねwww私も聞いたりします。
でもこの手の製品って美容部員は大体こういいます。
より高保湿になっております。
エイジングケアが出来ます。
そういう差しか言いようがないのはわかります。すごく分かります。
美白なら決定的な「美白有効成分」がありますが、それ以外のスキンケアにはそれがありません。
そこを踏まえて決定的な差ですが、上の成分表の黄色部分かな?と思います。その他の成分は使用性とか紫外線カット材ですね。
アネッサ | サンケア |
チャエキス | チオタウリン |
トルメンチラ根エキス | オウゴン根エキス |
プランクトンエキス | シャクヤク根エキス |
アセチルヒアルロン酸Na | ヒアルロン酸Na |
イザヨイバラエキス | ワレモコウエキス |
スピルリナプラテンシスエキス | チャ葉エキス |
水溶性コラーゲン | オノニスエキス |
ウコン根茎エキス | |
シソ葉エキス |
どちらも植物系のエキスが多く入ってますね。サンケアの方がより多く入ってます。
保湿成分というよりは抗酸化作用・抗菌・コラーゲンの産生促進・線維芽細胞の分解抑制的な事が期待できる成分がサンケアは豊富のようです。
アネッサも保湿・抗酸化・コラーゲンと保湿とエイジング意識が見えますが、「量」はサンケアには劣るという美容部員のアルアル表現そのままです。
まとめると
紫外線カットの効果は差はなさそうです。
アネッサもサンケアも保湿・抗酸化・シワケアは出来ます。
ただサンケアの方がより効果は高くて、具体的にはコラーゲンの分解抑制・線維芽細胞の保護・基底膜の修復・抗酸化・抗炎症が優れてます。
抗酸化もアネッサより美容液に採用されている物が入ってますので、コレもエイジングケアには大きく寄与しそうです。
プラス1000円ですが、1000円以上の効果はありますね。
でもスキンケアでそれは出来る事なので、このサンケアの日焼け止めを買おうと思う人のスキンケアってきっとすでにエイジング意識溢れる内容をお使いだと思います。
使用しているスキンケアによってはアネッサでも十分ですね。
でもアネッサの化粧下地としての実力は微妙で、毛穴や皮脂のケアとかはイマイチのようなので化粧下地として使うなら使っているファンデと同じやつでいいんじゃね?ってなります。
スキンケア⇒サンケア⇒下地⇒ファンデ
が最強です。
アネッサも悪くはないですけどね。立ち位置が半端です。
それでも今回の比較はあくまでアネッサですから、アネッサと比べればプラス1000円ですごいなぁと思います。
それが他メーカーのエイジング系日焼け止めと比べるとどうかというと、物によってはエイジングサンケアとして販売されている日焼け止めのエイジングが、ただの抗酸化ってこともあります。そんな日焼け止めと比べれば断然優れているので、製品の比較対象によってはとんでもない高コスパにもなりうる製品かなって思います。
今日は以上です。