どうもです。
本日は近々リニューアルのエリクシール デーケアレボリューションを掘ってみようかと思います。

あくまで美容部員あがりの素人会社員であるバルサン目線ですが・・・・
資生堂史上もっとも愚かなことをした日焼け止め乳液
である可能性があります。ちなみに本日はハリケアと美白ケアとで分かれる中で、ハリケアの方をやっていきたいと思います。
資生堂の愚行
デーケアレボリューションを掘る前に少しデパコスのお話をさせてください。
皆さんはフューチャーソリューションLXはご存じでしょうか?

今は高くて買えませんが、私はこのブランドのファンで、過去に何回も動画に出しております。
こちらのブランドは保湿液で15000円位。クリームが35000円位という富裕層向けですが、ただ高いだけではなくそれに見合う効果を持っており、主に3つの効果があります。
〇セルピンb3の産生抑制
⇒悪玉タンパク質を抑制して角層と真皮の機能を高めて老化を抑制
〇サーチュイン遺伝子の発現
⇒DNA損傷の修復して若返らせてくれます。単純老化もそうですが、紫外線でも肌は老化しますからね。それをストップです。平たく言うと塗った瞬間から若返らせてくれるわけですね。
〇CNN2発現促進
⇒毛細血管構造を改善して美肌遺伝子の発現をサポートし、コラーゲン・ヒアルロン酸の産生を促します。
どのブランドの高級ラインでも一つ尖った効果がありますよね。遺伝子とかタンパク質がとか幸せホルモンがとか。それらは希少な成分をもってして、且つブランド価値を担保するために、他のブランドとは明らかに違う「差」を提供してくれます。手が届きにくくて、手が届いても継続は難しいプレステージラインとして位置しております。
フューチャーソリューションLXはさっきの3つの効果の内2つ?かな?その効果をスキンジェネセルENMEIという成分を配合することで叶えております。スキンジェネセル1Pという成分とエンメイソウのハイブリッドですね。だからENMEI。
そして話を戻して新・デーケアレボリューションですが、リニューアルに伴いミトケアエッセンスを配合しました。

効果としては「ハリ保湿」としております。で、こちらの成分の元となる物はヒキオコシエキス+グリセリンとの事。
そしてヒキオコシエキスは別名 エンメイソウと言います。
そう。先ほどご紹介したフューチャーソリューションLXの代表成分スキンジェネセルENMEIのエンメイソウです。
まるでミステリーwww
つまりデパコスSHISEIDOの中でも、ハイクラスなスキンケアラインにしか配合していないサーチュイン遺伝子の発現を抑制し、肌を若返らせる効果を持つ希少な成分を、日本を代表するザ・ベーシックブランドのエリクシールにおブッこみ遊ばされたんですな。
ミトケアと名の付いているあたり、ミトコンドリアという細胞エネルギーの産生かと思います。サーチュイン遺伝子活性はミトコンドリア活性につながります。
使う側としては喜ばしいですが、企業としての一手としては悪手と言わざるを得ないかと・・・・4MSK(美白有効成分)どころの話じゃない。
※4MSKというHAKUなどの美白成分があり、それを1000円クラスのプチプラスキンケア アクアレーベルに配合しました。
11年の研究~とかありますが、スキンジェネセルENMEIは2017年に初めて配合されておりますので、まぁその時からの研究成果を配合しているので、効果はバッチリだと思います。
エンメイソウが余りまくっているんでしょうか。
デーケアレボリューションって
というわけで気を取り直して本題です。

エリクシール
デーケアレボリューション+ba
SPF50+・PA++++
デーケアレボリューションba
SPF35・PA++++
35ml 3,410円
約2か月分
1本でふっくら柔らかハリ美肌へ。薬用UV乳液。1本で高機能。ふっくら柔らか美肌。ハリとうるおい。乳液・化粧下地・プロテクターの3つの効果が1本に。大人の肌のハリのなさや乾燥をケアし、ふっくら柔らかハリ美肌へ。乾燥による小ジワを目立たなくします。べたつかず、みずみずしいなめらかな使い心地。
一応こちらは「乳液」ポジションなので、朝使う時に乳期は必要ありません。というか無くてもOKだよって感じです。使っても問題はない。

その他にも厳選?成分が配合されております。

それぞれの効果はこんな感じ
オトギリソウエキス(M-バウンサーCP) | コラーゲン産生 ※マクロファージ炎症性サイトカイン発現抑制 |
オランダカラシエキス | Ⅲ型コラーゲン産生、細胞賦活、血行促進 |
イノシット(イノシトールCP) | 真皮幹細胞成長促進/皮脂バランス正常化 |
水溶性コラーゲン | 保湿 |
エリクシール=ハリのイメージがあると思いますが、ただ単純にコラーゲン産生を促すのではなく、年齢肌に対してコラーゲン産生を促すよりも、それらを抑制してしまう原因に対応してハリを促します。だからエリクシールはスゲ~のです。
そんで2024年2月21日発売のピンクのデーケアレボリューションにも配合しているワンデーアクアマスクZも入ってます。
ワンデーアクアマスクZ | 多分こんな効果 |
トルメンチラ根エキス | 異常な毛細血管抑制、血管内皮増殖因子(VEGF-A)量抑制 |
アセチルヒアルロン酸Na | Sヒアルロン酸、保湿 |
サクラ葉エキス | 抗アレルギー、抗酸化※抗ヒスタミン |
オドリコソウ花/葉/茎エキス | NMF産生促進 |
美容液マスクのように潤いをしっかりキープとのことですが、資生堂さんはシミの部位に毛細血管が集中していて、そこからシミが増える因子が出ているってのを発見しました。その因子を出してしまう毛細血管そのものアプローチしてメラニンのケアをすることができます。なのでメラニン由来のくすみに対応してんのかな?高い保湿効果ももちろんなのでアクアマスクって名前なのにも納得です。
抗炎症成分も入っているので、肌内部での炎症由来の乾燥、シミ、シワなどにも期待できそうな気もする。
さらに新たに基底膜にも対応したみたい
ヤグルマギクエキス | リンパ管内細胞増殖、基底膜修復(ヘパラナーゼ活性阻害) |
メリロートエキス | YUKOPIN遺伝子発現量抑制、角層重層化抑制 |
あとは忘れちゃいけない
トラネキサム酸 | 抗炎症(肌荒れ改善) |
美白としてではなく肌荒れ改善としてです。もともと抗炎症成分なので美白に繋がりそうですけどね。そこが目的ではないっていう美白ラインとの差別化の方便かなと
買いか?
買いでしょ。
言いたいことはありますが、効果もテクスチャーも果てしなく優秀です。
エリクシール+デパコスの効果がコノ日焼け止め乳液に搭載されえていると思ってください。
世の中にはデパコス並という言葉がありますが、アレって表現の仕方の一つなので別にいいのですが、ちょっと大げさだなってのが多いです。
デパコスはメーカーを代表する独自の成分が配合されていることが多いので、その成分がデパコスにしか入っていないからデパコスっていう目線でいうと。これこそが本当にデパコス並という名にふさわし逸品かなと思います。
でもちょ~~~~~っとやりすぎじゃないかな?資生堂さん。大丈夫?
あと個人的にはSPF35の方が好きです。
明かにテクスチャーがイイです。50∔の方は硬くて滑らかさが希薄なんです。ここは個人差がありますけどね。
あと日焼け止めを付けるか問題。
ファンデや下地に日焼け止めが入っているけど、専用の日焼け止め乳液は塗ったほうがイイか。
ですが
塗ったほうがイイ
です。
ただ、塗ったほうがイイってだけであって塗らなくてもイイです。
日焼け止めは塗布したらその分だけ効果がちゃんと出るので、重ね塗りしたら効果が倍になるとかではなく、塗った分安心って意味です。
日焼け止めは意外と規定量を塗布するのが難しいらしく、多くの人がムラになっているそう。なのでそのムラを重ねる事で無くすことが出来て、より日焼け止めの効果を高めてくれます。
でもちゃんと塗れていると自信があるのなら別に塗らなくてもイイと思います。
あくまで塗ったほうがより良いって話です。
2時間ごとに塗りなすって話もありますが、日常生活でそんなことは不可能に近いので、ファンデを塗りなおすとかして凌ぐしかないかなと。