はい!
エリクシール掘っていきます!

何を隠そう私バルサンはエリクシール10数年ですからね。
YOUTUBEチャンネルでもエリクシールネタを擦りまくっている私としては、エリクシールのリニューアルは擦るに決まってます。
ってか吉瀬美智子になったんですね・・・・以前は石田ゆり子でしたが、私が使い始めたころは吹石一恵とか竹内結子でしたね。そしてYOUTUBEチャンネルやり始めたころはまさみ(長澤)だったんですが・・・・
なんか年齢層高くね?
まぁよいでしょう。
その層を狙っての事でしょうしね。
って事で新・エリクシールを掘っていきますのでお付き合い下さい。
新・エリクシールの意外な変更点
言うまでも無いですがエリクシールはエイジングケアのスキンケアになります。年齢を重ねて出てくる「ハリ・弾力のなさ」を改善するべく資生堂の技術を真っ先にぶちこむラインです。

資生堂 エリクシール
リフトモイスト ローション ba
2種 170mL 3,410円
リフィル150mL 2,970円
リフトモイスト エマルジョン ba
130mL 3,960円
リフィル110mL 3,300円
2025年8月21日発売
肌のハリと。新たな次元へ。薬用 高機能エイジングケア化粧水/乳液。ゆるぎないハリのための独自成分「コラジェネシス(R)」配合。 さらに、うるおって、小ジワ、大人毛穴まで目立たない。 高機能エイジングケアで、「つや玉」輝く肌へ。
リニューアルに伴い結構大きな変更がありましたので先にざっくり行きますと
・テクスチャーが3タイプから2タイプに
みずみずしいのとしっとりですね。以前はそこに加えてとてもしっとりがありました。
みずみずしい方はサッパリタイプと言いたいですが、みずみずしいです。乾燥しやすい人は避けがちですが、夏みたいな湿度高めな時でも、しっかり潤わせてべたつかいないので結構いい仕上がりです。
しっとりはとろみがありますね。あまり好きではないですが、べたつくわけでないので冬にはいいかもです。

・アルコールフリー/パラベンフリーに
私は気にしませんがフリーになりました。エチルアルコールが無くなった感じですね。幅広い方々への使用を目論んでいるのでしょう。ちょいと前にナチュリエのハトムギ化粧水がリニューアルでアルコールフリーにしましたね。

資生堂のスキンケアはアルコール臭が目立つという声が多いので、その対策でしょうか?
・コットン使用から手のひら使用に
私たち美容部員は会社や学校から頭がおかしくなるくらいコットン使用を命じられましたが、ココで手のひらクルックルです。「マジで?」って感じですね。資生堂内でも混乱してるでしょ。
この流れは他のスキンケアにも波及してしまうのかも?
導入美容液か拭き取り化粧水への新たな伏線か?
垣根を低くして幅広い方々への仕様を目論んでいるのでしょうか。
ファンを減らすような変更でないですが、大きな舵取りですね。コットンの売り上げが下がってしまいそうですね。
っていう変更をしつつ中身も大きく変更しました。
マクロファージへの新たな進化
以前のエリクシールはマクロファージという免疫の中で

光老化による免疫作用の中でも炎症を起こしたり修復したりするバランスの不均衡の中でも炎症を抑制することで修復担当の機能を高め、コラーゲンの産生をより効率的に行う事でハリのある肌を実現しました。それがオトギリソウエキスってやつです。

そんなコラーゲンの産生のサイクルは「産生」「分解」「消化」っていうのを繰り返しており、「産生」「分解」「消化」以外にも着手したのが今回のエリクシールです。

なんやかんやで免疫に関わる酵素の働きを高めて、炎症と修復の機能の中でも修復の方を強化することで太く丈夫なコラーゲンを形成できるようになりましたよと。それを「育成」と位置付けてセイヨウバラエキスで叶えてくれます。
今までのエリクシールは釣った魚にエサをやらないロクでナシだったわけですね。
もう少し補足すると(私の勝手な解釈)
従来のエリクシールはマクロファージという免疫の中で、炎症担当と抗炎症担当があったんですね。そのバランスが光老化で炎症寄りになるから、本当は抗炎症担当を持ち上げたかったんですが、やり方が分からなかったから炎症担当を抑制することで、結果的に抗炎症が元気になる!っていうのが旧エリクシール。
んで新エリクシールは念願の抗炎症を持ち上げる事が出来るようになった感じです。
やっている事の根本は変っていない気もしますが、コラーゲン産生機能や維持する力は高まっている模様です。
なんか地味にストーリーがありますよね。資生堂さんの研究員も中々しつこいですね。
新エリクシールの基幹成分はセイヨウバラエキスですが、様々な成分の複合体としてコラジェネシスってのを配合してます。

先ほどのコラーゲンのサイクルをさらに強化してます。
シャクヤクエキス(べにしずかエキス)でコラーゲンの分解抑制
サイコエキスとヒドロキシプロリンでコラーゲンの生みの親・線維芽細胞を賦活し
セイヨウバラエキスで育成と消化を進めてくれます。
コラーゲンにこだわるって部分を、コラーゲンの生涯設計から見直すっていうかなりマニアックなアプローチを資生堂さんは今回手掛けたかんじですね。
肝心の中身
あとは化粧水と乳液の美容絵成分だけピックアップするとこんな感じ
トラネキサム酸 | 抗炎症(肌荒れ改善) |
シャクヤクエキス(べにしずか) | コラーゲン分解抑制 |
バラエキス(セイヨウバラエキス) | マクロファージM2活性(コラーゲン育成) |
L-オキシプロリン | コラーゲン産生、線維芽細胞増殖 |
サイコエキスBS(ミシマサイコ) | 線維芽細胞増殖、肌荒れ改善 |
キシリット | 細胞間脂質形成促進 |
メリロートエキス | YUKOPIN遺伝子発現量抑制、角層重層化抑制 |
イノシット | 真皮幹細胞成長促進 |
エリスリトール | CE成熟(酵素トランスグルタミナーゼ) |
コラーゲンに注目されがちですが、エリクシールは表皮の角層を育てる事に長けたブランドです。
保湿するだけだった角層を育てる事で、人それぞれの良好な肌を作り上げていくことで、乾燥にも強く、肌荒れしにくく、触れるとなめらかでもちっとした肌に。っていうヤツですね。商品説明にも「うるおって、小ジワ、大人毛穴まで目立たない。」←コレはコラーゲンだけに限った効果ではない感じです。
その根幹になる部分はリニューアルされてもしっかりと継承されております。
あと変わらずのトラネキサム酸ですね。美白成分として有名ですが、抗炎症効果もあるので肌荒れ改善目的でも活躍中。
最近の高級ラインにあるような基底膜ケアとかは一切できませんが、というかそれは美容液に効果をもってもらってますね。
肌の角層を良好に。真皮をコラーゲンで満たす。基本をよりアップデートさせて、他を寄せ付けないくらいの進化をした模様です。
買いか?
コラーゲンについては各社でいう事が微妙に違うのでいちいち覚えておりませんが、肌そのものについての捉え方で、エリクシールは昔から育てる事を大切にしてきた感があります。
それが角層という重要な部分であり、基本的な部分ですが、その育てる事を今回は真皮にまで及んだんですよね。
冒頭で色々な変更点についてお話ししましたが
「新しい成分が見つかったから入れ替わりで追加したよ!」
っていう従来のリニューアルではなく、ブランドそのものを見つめなおした結果。様々な変更というか刷新を行う気概を感じます。
コレは買い!?かな???ただコラーゲンにだけ注力しすぎている感も否めない。3000~4000円台ならこれくらいだよなぁとも思いつつ・・・・・
美容液で補完していくしかないか?
化粧水と乳液の美容成分が全く同じなのは相変わらずなので、せめて機能を分けてくれると使い甲斐があるんですよね~・・・そこら辺は次回よろしくお願いいたします。
以上です。