どうもです。
化粧品業界って、やることは同じなんですよね。
スキンケアしてメイクして・・・スキンケアはもう確率しきっているので、尖った製品が出ても一発屋でおわり、基本のお手入れが結局残ります。
導入美容液も最近かと思いきや30年前から意外と発売されていたりして、流行を追って追い越してを繰り返してます。
つまりコモディティ化が半端ないってことです。
コモディティ化とは製品とかサービスが似通ってきてしまう事で、それを避けるために各社は独自性や付加価値を付けて製品づくりをするわけです。
全然興味ないですが、ヒカルさんがプロデュースしているReZARDはごく普通のスキンケアですが、「有名なヒカルさんがプロデュース」している付加価値のある製品です。
んで今回は個人的になんだか似ているスキンケア
コスメデコルテ リポソームアドバンスト リペアセラム
ランコム ジェニフィックアドバンストN
以前も少し触れたのですが、比較をメインに再度みてみたいと思います。
とりあえずどんな製品なのか?
なんていうか似てません?
似ている点ですが
なんだか似ているところ
・洗顔後に使う
・ブースター美容液でもある
・人気度
・両方とも「アドバンスト」
なのでどっちを選ぶのかな?って時・・・・・どっちがいいのか?
一応商品特徴的にはこんな感じ
ランコムの方
美しい肌の鍵「美肌菌*1」。 進化したランコムNo .1*2美容液「ジェニフィック」 は、美肌菌*1に着目して誕生。 バリア機能をサポートし、うるおい、輝き溢れる肌へ。 スキンケアステップを重ねる日本女性の為に開発された、日本専用フォーミュラ。 洗顔後すぐの肌にみずみずしく馴染み、次のスキンケアステップへ。誰もが生まれ持ち、健康的で美しい肌の鍵となる 「美肌菌*1」。 美肌菌*1は、肌を外部刺激から守り、 バリア機能をサポートする、重要な役割を果たしています。 しかし、その量とバランスはストレスや生活の乱れ、 年齢など様々な要因によって変化。
コスメデコルテの方
生体組成成分リン脂質から成り、たまねぎ状に幾重にも重なる層の中に美容成分を贅沢に抱えた0.1ミクロン※1の超微細なマイクロカプセル「新・多重層バイオリポソーム」が、1滴に1兆個※2。つけた瞬間から、成りかわるように肌に溶け込み、カプセルそのものがダイレクトに肌を美しくすることで、潤いに満ちたハリ・ツヤあふれる若々しい印象に導く、新・リポソーム美容液です。
簡単に言うと
美肌菌のランコム vs マイクロカプセル1兆個のコスメデコルテ
のどっちを信じるか?になりそうです。
とりあえずお値段はどうなの?
これが結構違うんですよね
ジェニフィック アドバンストN | リポソーム アドバンスト リペアセラム |
30ml/11550円 約1か月 | 30ml/8250円 約1か月分 |
50ml/16170円 約2か月 | 50ml/12100円 約2か月分 |
圧倒的にコスメデコルテの方が安いです。なんだったらコスメデコルテの方は75ml(16500円)があったりします。
使用できる期間も、ディスペンサー式とスポイト式で仕様は違いますが同じくらいです。
なので単純な安さならコスメデコルテですね。
とりあえず成分を比較してみよう
ランコム | コスメデコルテ |
ジェニフィック アドバンストN | リポソーム アドバンスト リペアセラム |
<全成分> | <全成分> |
水 | 水 |
BG | BG |
ビフィズス菌培養溶解質 | グリセリン |
変性アルコール | 水添レシチン |
グリセリン | DPG |
ビスPEG-18メチルエーテルジメチルシラン | PCA-Na |
PEG/PPG/ポリブチレングリコール-8/5/3グリセリン | アセチルグルタミン |
ヒドロキシエチルピペラジンエタンスルホン酸 | エクトイン |
アスコルビルグルコシド | シラカンバ樹液 |
乳酸桿菌 | セリン |
トコフェロール | テンニンカ果実エキス |
安息香酸Na | トコフェロール |
フェノキシエタノール | ヒドロキシプロリン |
アデノシン | ビフィズス培養液溶解質 |
酵母エキス | 加水分解ヒアルロン酸 |
PEG-8 | 加水分解酵母タンパク |
PPG-3ミリスチル | (アクレリーツアクリル酸アルキル(C10-30)) |
ポリムニアソンチホリア根汁 | クロスポリマー |
マルトデキストリン | カルボマー |
サリチロイルフィトスフィンゴシン | キサンタンガム |
ポリアクリロイルジメチルタウリンアンモニウム | コハク酸 |
リモネン | コハク酸2Na |
マンノース | セラミドNG |
ペンチレングリコール | ダイズステロール |
リナロール | フィトステロールズ |
α-グルカンオリゴサッカリド | 水酸化Na |
カプリリルグリコール | フェノキシエタノール |
カルボマー | 安息香酸Na |
メチルグルセス-20 | 香料 |
水酸化K | |
シトロネロール | |
香料. |
よく分かんないですよね。同じ成分は黄色くしてます。
ちなみにコスメデコルテの方はお肌に優しくできてます。
●パラベンフリー
●アルコール(エチルアルコール)フリー
●合成界面活性剤フリー
●鉱物油フリー
なので、単純にお肌に対して不安を感じている人はコスメデコルテですね。
こればっかりは肌質なので、特に不安が無ければどっちでもってことです。
もう少し詳しく見てみよう
まずはジェニフィックアドバンストの方は美肌菌です。
美肌菌はこんなのが入ってます~っていう内容は他でもよく言われているので、その事を今更詳しく言うのはやめておきます。分かりきっている事なので
成分表の中でも結構気になるのが多いんですよね。
アスコルビルグルコシド | 皆大好きビタミンC誘導体 |
トコフェロール | コレも大好きビタミンE誘導体 |
アデノシン | 血行促進 |
サリチロイルフィトスフィンゴシン | セラミド産生 |
リナロール | リラックス効果(香) |
カプリリルグリコール | 保湿剤 |
です。美肌菌に注目が行きがちですが、結構普通に色々やってます。ただし、ビタミンC誘導体は医薬部外品として処方されていない所を見ると、美白としての効果は期待できませんのであしからず
ただ、美肌菌も結局は肌の保湿効果を高めてバリア機能・保湿機能を底上げしてくれます。
ハリなどのエイジングとしての効果は特に期待しないほうがいい気もします。
リポソームアドバンストは1兆個の粒
HPA酵母培養液 | 酵母培養液・加水分解酵母タンパク(アミノ酸) アミノ酸なので、細胞の栄養みたいなやつ。美肌菌。 |
ビフィズス菌発酵エキス | ターンオーバー促進。基底細胞強化 |
テンニンカ果実エキス | 紫外線ダメージを修復 |
ヒドロキシプロリン | 保湿コラーゲン合成、表皮細胞増殖保湿 |
エクトイン | 紫外線防御、活性酸素防御 ※免疫機能強化(抗酸化・抗炎症) |
白樺樹液 | NMF産生促進 |
アセチルグルタミン | ヒアルロン酸産生、ターンオーバー促進 |
他にも地味にセラミドなどの成分がちょこちょこ入ってます。
1兆個の何かに目にが行きがちですが、あくまでそういう処方なので、粒自体に何か特別な効果があるわけではないです。
ついでに言うと、
クロスポリマー=シリコン樹脂 肌にフィックスしてサラサラにしたりします。
コレは刺激があるものではないのですが、肌に残り続けるのはどうなんかな?って思っちゃう成分です。
低刺激を推してますが・・・・・ちょっと突っ込み入れたい成分である事には変わりないです。
やっぱり似ているかもしれない
両方ともやることはやっぱり大差ないですね。
ざっくり言っちゃうと
アミノ酸を注入して細胞の保湿力を高める
↓
肌のバリア機能・保湿機能が高まる
↓
ターンオーバーがよくなり元気な肌作りが出来る
でいいと思います。
ただ方やビタミン系が豊富にはいっていたり、方やコラーゲンケア、つまりエイジングも意識しているという面も持ち合わせてます。
栄養的にはジェニフィックアドバンストの方が充実しているけど
コスパで言うとリポソームアドバンストがイイなって内容です。
使い続ける事での効果は差が出るかもしれません。
たいだいリポソームアドバンストでしていることはジェニフィックアドバンストもしてますが、その逆はない感じです。コラーゲンくらいでしょうか。
ジェニフィックアドバンストの方ビタミン豊富なので
くすみ・透明感を実感できる内容が充実している印象です。
アットコスメでも人気な美容液のようなので、参考になればと思いました。
以上です。