どうもバルサンでス。
化粧品ってラインナップの全容が掴みづらくないですか?私も正直言うと各社の事調べていくうちに分からなくなってきます。
そこで今回はデパートコスメである資生堂のスキンケアを掘ってみたいと思いますのでお付き合いください。
ざっくりとラインナップ
デパコスとはいえ、今やネットでも量販店でも売っている所は売っています。入手性は非常によくなったので続けやすくなりましたね。
昔は
デパートに行く⇒カウンセリング⇒商品選定⇒プラス提案⇒会計
だったので気軽とは言えませんでした。
そこで便宜上資生堂といってますが、デパートにあるのは資生堂ではなくSHISEIDOです。グローバルブランドなので世界で販売されているのが特徴です。
そして、SHISEIDOというメーカーからいくつかのブランドが発売されていて大きく分けてこんな感じ
ブランド | アイテム | 効果 |
グローバルライン | クレンジング、洗顔、化粧水 | 保湿 |
エッセンシャルエネルジャ | モイスチャライザー | 保湿 |
ホワイトルーセント | モイスチャライザー、美容液、アイクリーム、マスクなど | 美白 |
ベネフィアンス | モイスチャライザー、アイクリーム、など | ハリ |
バイタルパーフェクション | モイスチャライザー、美容液、マスク | エイジング |
BOP(バイオパフォーマンス) | 美容液、クリーム、アイクリーム | 保湿 |
ジェントルフォース | 洗顔、化粧水、乳液、ミスト | 敏感肌 |
サンケア | 日焼け止め | 日焼け止め |
という感じです。
簡単なステップとして
今のスキンケアの流行というか
一品一品を多機能にしてシンプルにって感じになってますよね。
SHISEIDOのスキンケアはその最たるものだと思います。
数年前まで当然のようにマッサージクリームがスペシャルケアのひとつに上がってましたが、今やデパコスでマッサージクリームってなくなりつつあります。
そのため、化粧水・美容液・モイスチャライザーの順番で完了です。
普通美容液は悩みに合わせて使うか使わないかを調整しますが、SHISEIDO的には基本のお手入れに含まれます。そのお手入れの基礎となる理論が
DEFEND(守り抜く)
&
REGENERATE(引き出す)
です。
実は資生堂は各ブランドで理論が違います。基本的な根幹部分は変わりませんが
クレドポーボーテは「ブレインスキン理論」
ベネフィークは「浄化×潤化」
エリクシールは「コルネオ育成理論」多分
という具合です。
資生堂は各ブランドの「理論」が頭にあって、その「理論」を元に既存のスキンケアを当てはめたり、新製品を作ったりします。
IPSAも「酸素」を理論にしてますよね。非常にロジカルなメーカーであることが分かります。
話しを戻して
DEFEND(守り抜く)は洗顔と化粧水と美容液で
過酷な状況にさらされる肌を守り抜くために、肌をクリアにして潤いで満たして健やかな肌状態を保つためのお手入れです。
昔の資生堂なら「守る」というワードは日焼け止めとかファンデの役割でしたが、「守る」ことが洗顔の時点から始まってます。
REGENERATE(引き出す)はモイスチャーライザーです。
コレは一見クリームのようですが
いちおう乳液とクリームの機能が一緒になってます。
「引き出す」の機能のそのままに、肌がもっている機能を引き出すためのスキンケアで、乾燥や肌荒れなどでダメージが蓄積されていくと「このスキンケア効いてんのか」っていう状況になっても最適な肌効果を届けてくれます。
なりたい肌に合わせてラインナップも乾燥・美白・シワの3タイプの用意。
ホントの意味でライン使いが必須
よく化粧水だけとか美容液だけとか使い方は色々あるとおもいますが
DEFEND&REGENERATEという独自理論により
ライン使いが基本です。
そのため、単品使いでは資生堂がかがげている
美のめぐりを体感できません。
資生堂のスキンケアの3ステップを取り入れる事で
美肌の3大要素
「透明感あふれる輝き」
「なめらかさ」
「ハリ・弾力」
が備わった肌が得られるというわけです。
単品使いでも十分ステキなスキンケアですが、是非ラインつかいしてねってのがSHISEIDOのデパコス
ちなみにその状態を図るためにこんなのを導入しているわけですね。
へぇ~
理論が大切なのは分かりましたが、正直思うのは理論に振り回せれる美容部員を思うと不憫です。
どんな理論があろうとも、化粧水は化粧水。乳液は乳液。クリームはクリームなので
それさえ満たせば保湿はちゃんとできますから、そのうち透明感もなめらかさもハリも感じられる肌になる事でしょう。
あとは肌に合っているかと、必要な成分が入っているかと、界面活性剤の具合です。
アルティミューンとか結構評判いいので、「美のめぐり」なんて気にせずに普通に使っちゃえばいいと思います。いい成分はいっているので翌朝の肌の感じいですからね。あの効果の感じならどのスキンケアにブッコんでも大差ないです。
資生堂はもろトップダウンの会社というか、、、、なんか美容の発言力の高い人がいるのか?
美容理論っていう型をおもっきりはめ込みにくる会社の印象です。
その方が説得力もありますし、美容部員によっていう事が違うという事が無くなるので利点も多いですが、それをやるたびに商品構成が根本から覆されるので、現場の人の大変さをお察しします。
ただし、美容理論が根本になかったり、薄い会社は
新発見した成分をとりあえずブッコんだ「新製品」や流行を取り入れた「パクリ製品」を乱発するので「品数」がめちゃくちゃ増える傾向があります。それもそれで可哀そう。
その他の色々
バイオパフォーマンスってのがありますが、あれは元祖グローバルブランドです。化粧水とかはないので、美容液やクリームなどの単品を基礎スキンケアの隙間を埋めるように使います。
なんか影が薄いので、そのうちフェードアウトしそうな予感
ジェントルフォースはdプログラムの代わりでしょうかね。
dプログラムも立派なスキンケアですが、本来はデパコスでないのでデパコスらしい需要を取り込みたいのでしょう。アイテムが爆増しそうな予感
サンケアは今年も新製品が出まくっているので、最新の日焼け止めを体感できます。ただし資生堂の日焼け止めのテクスチャーは一部がクソなので、改悪しないように願います。
今日は以上になります。
少し分かりましたでしょうか?+?